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STYLISTS IN VAN
バンクーバーの美容師
カナダで美容師免許は必要?
バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア(B.C)州で美容師として働く際に、美容師免許は必要ありません。
日本の美容師免許、美容師歴(約3年以上)があれば仕事を見つけるのはさほど難しくないため、ワーキングホリデービザなど働く事が可能なビザを有していれば、免許書き換え等をしなくても就労が可能です。
もしも資格を取りたい場合は、Cosmetology Industry Association of B.C. (CIABC) という機関のCertificate of Qualification (C of Q)という美容師資格証明書も取得することができます。
この資格の受験資格は、日本もしくは現地の美容学校を卒業し、3000時間以上の職歴があることの2点です。毎月試験日を設けており、試験は倫理と実践で構成されています。
こちらは独立して美容室を開く際には必要な資格となりますが、美容室でスタッフとして働く場合には必要ありません。
Japanese Hair Salon
日本人経営の美容室で働く
なぜ日本人経営美容室が人気?
ここ10年間、バンクーバーには日本人経営の美容室が増え続けています。その流れに合わせて日本人美容師の需要も高くなっています。 日本人美容師が人気の理由とは?
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日本人の行き届いた接客や丁寧な技術
シャンプーひとつにしても、よくすすぎ、シャンプー、2回目のもっと丁寧なシャンプー、コンディショナー、軽いヘッドマッサージは日本では当たり前。初めてこのような経験をするカナダのお客様は驚く方がほとんどで、「こんなシャンプー初めてだよ。」、「このマッサージのために来ているんだ。」というコメントをよく耳にします。現地の高級美容室に行くよりも、リーズナブルな価格で質の高いサービスが受けられるのならば、日本人の美容室を選ぶのは当然。日本人美容師が重宝されるというのも納得がいきます。 -
日本人美容師というブランド感
日本人の美容師は、アジア人系のお客様に絶大な人気があります。日本のドラマ、雑誌などの影響で日本人に髪を切ってもらっているという一種のステータス的なものがあり、希望通りの髪型に近づけてくれるという再現性の高さで喜んでもらえることが非常に多いようです。 -
日本人の髪は日本人が制す
一店舗の美容室の全体比としては、日本人のお客様の割合は少ないですが、バンクーバーにいる日本人のほとんどは、日本人経営の美容室を利用します。現地の美容室に行く際の英語での注文の仕方、細かいニュアンスを伝えることでの苦労がなく、ミスコミュニケーションでの失敗を心配する必要がないので、やはり日本人の髪のことは日本人に任せるのが一番安心と考えている人は多いようです。
日本の美容室とカナダの日本人経営美容室との技術の違いは?
日本で3年以上スタイリストとして働いた経験があれば、バンクーバーの日本人経営美容室へ転職することは、さほど難しい事ではないようです。日本人経営の美容室であれば、機械や薬剤は、ほとんど変わりはありません。日本で働いていると毎月のように講習会があって、日々新しい機械の使い方や技術の習得に努めると思いますが、その豊富な知識とスキルを生かせば、バンクーバーの美容室への貢献度は非常に高いものとなります。
日本人経営美容室の客層は?
日本人経営美容室と言っても、お客様の日本人割合は低く、全体の約10~15%ほどです。ほとんどのお客様は、
- カナダ人(白人、アジア系など)
- 移民された方(アジア人、南米、中東、ヨーロッパ系など)
- 色々な国からの留学生(アジア、東南アジア、南米、ヨーロッパ、中東など)
仕事中はほとんど英語で接客をします。例えば、ニューヨークに憧れる美容師さんはたくさんいらっしゃいますが、ニューヨークにある日本人経営の美容室は、やはり日本人のお客様が多いようです。
語学力の期待値は?
高い語学力があることに越したことはないですが日本人経営の美容室であれば、初級のレベルでも十分に働くことが出来ます。
もしお客様とのコミュニケーションがうまくいかなかった場合
- 美容室のレセプションは英語が堪能なので、通訳してくれる
- 同僚のスタイリスト、アシスタントも接客中でなければ、快く手伝ってくれる
お客様と話しているうちにすぐに慣れて、英語が上達した美容師さんは多くいらっしゃいます。
なせなら、
- 日本人経営の美容室に来てくれる現地のお客様はフレンドリーで異文化に対する理解がとても深いので、日本人の美容室を選んでくれている時点で日本に興味がある人が多く、日本の食文化、テレビ、映画、旅行と、話題は尽きません。
- 美容師に完璧な英語力を求めている現地のお客さんは少ないです。少しでも日本の技術や文化に興味があって来ているので、逆に日本人のアクセントがあって、つたない英語ながら頑張って話していると、お客様も一生懸命理解しようと努力してくれます。
自分の言いたいことをしっかり英語で伝えられたら、お客様との会話も弾み、指名客となってまた来店されことも多くあります。
使用している薬剤は?
- 日本製(ナンバースリー、ミルボン、資生堂、ルベル、アリミノ、ナカノ)
- 外国製(ロレアル、ウェラ、シュワルツコフ、ゴールドウェル、アヴェダ)
日本で使用される薬剤とほぼ同じです。
日本でも転職する際など、違う薬剤を使っている美容室に移った時は感覚をつかむまでに少し時間はかかってしまいますが、カナダでも同様、最初のうちは少し分からなくても同僚の日本人スタッフに聞きながら慣れていけば大丈夫です。
パーマ液:基本的には日本製を使っている美容室が多く勝手が日本と同じで分かりやすいですが、外国製のブランドは日本の薬剤の2倍以上もの強さがある場合も多いので、使用時には注意が必要です。
カラー材:輸入する必要が無く安価に済ませられるため海外製カラーを使用している美容室が多いです。海外のブランドは、日本でも広く使われている商品がほとんどで名前は同じですが、カラーの配合は海外使用になっており中身は必ずしも同じではないので気を付けましょう。
一点違うのは、2液のオキシで、
- 日本の美容室では6%(薬事法により)
- カナダの美容室では12%
また、カナダにいる美容師で最初に一番苦労するのが、違う毛質のカラーです。例えばアジア人の毛質は日本人と同じですが、白人の毛質の場合もし同じカラーを使用したとしても、発色や仕上がりが全然違います。今までに白人の髪に触れられた経験がない場合、カラー選定は少し難しく感じるかもしれませんが、そのような場合も経験豊富な先輩スタイリストにアドバイスをもらえるので、覚えていけるはずです。
お給料形態は?
働く美容室によって異なるので、契約の時点で雇用主としっかり確認しましょう。
- 時給制 $10.85~(2026年04月現在のBC州最低賃金)
- 変動制時給 そのタームの自分の売上によって、時給の金額が決まる
- 固定給
- 固定給+歩合
- 完全歩合制 成績により30~60%のコミッション
その他に、指名数でのボーナス、店販の還元、リブッキング率*でのボーナスなども追加される美容室もあります。
一番日本と違うのが、チップ制度
サービスの合計金額の15~20%はチップとして支払われます。アシスタントに手伝ってもらった場合は分けることもありますが、基本的には全てスタイリストのものになります。例えば、一日の売上が平均2万円だった場合、月にその15%~20%の約4万円~8万円はお給料他にもらえて、チップだけで生活できる美容師もいるほどです。
留学後の再就職が難しいのでは?
外国人の来店が多く、英語力が求められる日本の美容室の増加に伴い、海外で働いて色々な人種の髪に触れたことがある美容師の需要も増えてきています。美容師留学は、自分の目標を決めて、海外でスキルアップするための経験と捉えられています。
Local Hair Salon
現地の美容室で働く
美容師免許は必要?
日本が世界を代表するファッション発信地であることは北米でも認知されており、高い技術とディテールにまでこだわった日系の美容院、美容師はとても人気があります。
現地の美容院での就職の際は、以下のことが有利になります。
- 美容師資格証明書(C of Q)を保有している
- カナダの美容専門学校を卒業している
- バンクーバーで美容師としての就労経験がある
しかしながら、十分な技術を証明できれば美容師資格証明書(C of Q)が無くても、現地美容院で働くことは可能です。
日本とカナダのサロン教育システムの違いは?
大きな美容室や、アジア系美容室はアシスタントの期間もあり、日本と同様なアシスタント専用のカリキュラムがありますが、カナダの美容師は美容学校(1年前後)を卒業してから、自信があればすぐにジュニアスタイリストとしてデビューする人が多いので、初めの技術は決して上手くはなくても、ジュニアスタイリストの時期に色々な失敗をしながら上達していくのが主流です。基本的に、日本のように何年間もアシスタントとして下積み…という考え方は、カナダ人美容師にはありません。逆に日本の技術を身に付けたいため、日本人経営美容室でアシスタントとして就職するカナダ人もいるようです。
語学力の期待値は?
現地の美容室の場合、技術よりも話術でお客様を獲得している人が多いので、英語力は上級レベルが要求されます。例えシンプルなカットだとしても、褒めることによりお客様を満足させる、気持ち良く帰ってもらう、口コミで広まる、リピーターや新規紹介で来てもらうという流れがほとんどです。そのためにも高いコミュニケーション力は必須で、面接の時点で英語がつたないと、次のステップの技術チェックまで進めないので、面接ではハキハキと自信を持って話した方が、働きたいという熱意が伝わりやすく、採用されやすくなります。
多い施術は?
現地の美容室では、バレイヤージュ、オンブレ、ソンブレ、ディップダイ、パステルなどハイライトやカラーが大人気で、ハイライトひとつにしても、色々な方法があり、数をこなしている分スピードも速いです。また、ブロードライのこだわりの強いお客様も多いので、カウンセリングの時点でお客様の注文や好みを理解しましょう。
少ない施術は?
例えば、日本人美容師ならば誰でも基礎知識はもっているはずのデジタルパーマは、現地の美容室では存在を知っているスタイリストは皆無で、アジア特有の施術となります。ストレートパーマまたはリラクシングについても多少の知識はありますが、そこまで多くのスタイリストは習得していない技術なので、現地美容室で働いても施術はほとんどありません。
一番苦労することは?
日本とは違って、色々な人種やバックグラウンドのお客様がいるため髪質も様々で、カーリーヘアのカットの違い、カラーの発色の違い、パーマのかかり方の違いを理解する必要があり、実践を通して早くコツをつかむことが大切です。
カラーについてですが、人によって、感じ方が全く違います。一言に赤といっても、個人個人の赤の定義はバラバラで、自分が思う赤とお客様が思う赤は違うことが多いので、必ずビジュアルツールでチェックして合意してから、施術へと進みましょう。視覚で確認が取れた方が、もし言葉で誤解していたとしても、施術前に修正がききます。パーマについても、同じことが言えます。よりお客様に満足して頂けるように、どれくらいの強さのパーマを求めているのか、言葉でわかっていたとしてもビジュアルツールで確認してから施術に進みましょう。
給与形態は?
日本人経営美容室と同じように、時給制、コミッション制、面貸しなどサロンによって様々な給与形態があります。
Other Info
その他の情報
美容道具は日本から持っていく?
ハサミ、コーム、ダッカール、ブローブラシなどは自分が使い慣れたものを日本から持参することをお勧めします。一応、ハサミの研ぎ師の方もいますが、大体の日本人の美容師は日本に帰国した時に研いでくる方が大多数です。ヘアドライヤー、アイロンなどは面貸しではない限り、サロンが支給してくれる場合が多く、支給がなかったとしても、サロンまたはサロン提携先卸売店からの購入が可能です。
美容用品専門卸売店はある?
バンクーバーで代表的なのは、Kingdom Beauty SupplyとCosmo Profで。メンバー登録する必要があります。Kingdom Beauty Supplyは日本の美容師免許と身分証明書を準備して、直接お店で登録可能で、Cosmo Profは電話での登録が必要です。卸売店では海外のブランドのみの取り扱いになります。
ENGLISH LEVEL
必要な英語力
英語力については働く美容室によって異なりますが、日本人経営の美容室では初級からで、現地の美容室では、上級レベルが必要です。一般的に日 常会話が話せる英語力はTOEIC600点、英検3級程度と言われていて、お客様との会話も美容師に求められる重要なスキルのひとつで す。自分で少しでも英語を学習しておきたい方はTOEIC600点を目安にしてみてください。 また、バンスタブログのサロン英語集によく使う単語やフレーズが載っていますので、チェックしてみて下さい。
英語フレーズ集
SALONS IN VAN
バンクーバーのサロン
現役サロンワーカーのMiwaが紹介
日本人の美容師技術が高いことや、日本の繊細なヘアスタイルが人気なこともあり、バンクーバーには日系のサロンが沢山あります。バンスタでは、お客さまにはもちろん就職先としても自信を持って紹介出来るサロンを掲載しています。
COSカナダ留学サポートデスクの留学アドバイザー兼、現役サロンワーカーのMiwaがサロン情報を公開中!日系サロンを中心に紹介していますが、現地のサロンも追加していく予定なので、チェックしてみて下さい。
